先週末に行われたJ1第18節、アウェイでの大宮アルディージャ戦を2-2と引き分けた北海道コンサドーレ札幌。

0-2とリードを許す苦しい展開であったが、チームを救ったのはDF福森晃斗だった。

Jリーグでも最高クラスの左足を持つ福森。

81分、90+6分という試合終盤にそれぞれ直接フリーキックを沈め、劇的な同点劇を演出したのであった。

そのキックはいずれも素晴らしく、なかでも同点弾はラストプレーで生まれたこともあって、まさに「福森劇場」と言って良い活躍だった。

そんな福森は試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに登場。そこで語った内容は、非常に謙虚なものだった(04:34から)。

福森 晃斗(北海道コンサドーレ札幌)

「最初は伸二さんとヘイスと話して、ヘイスが蹴る感じだったんですけど。

自分は一点取ってたんで、もう一本蹴ればまた入れれるっていう自信もあったので。

あれは自分が蹴りましたけど、チーム全体としてあそこの位置まで行けたっていうのも一つの形ですし、それで自分が代表して蹴っただけなので。

みんなで最後の最後に勝ち取ったフリーキックなのかなとは思います」

あれだけの活躍を見せておきながら、自身のフリーキックに固執しすぎることなく「自分が代表して蹴っただけ」と言えてしまう福森。謙虚さやチームメイトへの想いが伝わってくるインタビューだ。

なお、福森によれば「フリーキックで2ゴールというのも人生初ですし、あれだけ劇的に引き分けたというのも初めて」とのこと。札幌の四方田修平監督も「福森のフリーキックはチームではナンバーワンの力があると思っています」と絶賛していた。

※カバー画像は『DAZN』の許諾を得て使用しています

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