ACミランは11日、「ジャンルイージ・ドンナルンマと契約を更新した」と公式発表した。新たな期間は2021年6月30日までとなっている。

今夏大きな話題になったドンナルンマの去就。一度は退団がほぼ決定という状況になったが、本人の希望で一転ミラン残留に向かうこととなった。

新たな交渉もミーノ・ライオラ代理人が求める契約解除条項の付随を巡って問題が発生していると言われていたが、両者が妥協する形で結論に至ったと伝えられている。

そして、ジャンルイージ・ドンナルンマの契約更新に合わせ、兄であるアントニオ・ドンナルンマも獲得されることになった。年俸はジャンルイージが600万ユーロ(およそ7.8億円)、そしてアントニオが100万ユーロ(およそ1.3億円)になっているという。

ライオラ代理人は、契約解除条項に1億ユーロ(およそ129.6億円)、チャンピオンズリーグ出場権を逃した場合に5000万ユーロ(およそ64.8億円)に変更するという条件を要求していた。ミラン側はそれを拒否していたが、『Gazzetta dello Sport』の報道によれば、両者の間を取った7000万ユーロ(およそ90.7億円)になったとのこと。


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