陸とはバチバチやっていました。お互いプロとして対戦できる時を楽しみにしています

高校サッカー部を舞台に練習と試合を繰り返し、プロ選手を目指す『実況パワフルサッカー』。

その世界観そのままのサクセスストーリーを歩む、高橋壱晟選手(ジェフユナイテッド千葉)をフィーチャーしお届けする特別インタビューの後編です。※前編はこちら

――自信を持てるようになったキッカケは?

高橋 高校2年の時の夏のインターハイは一回戦で負けたんですが、ダブルボランチを組んでいた僕と住永(翔/現・明治大)は監督に「負けたのはふたりの責任だ」と言われたんです。凄いショックでしたが、その通りでした。その時ですね、「そろそろ自分を変えないとマズイ」と感じたんです。

――具体的にはどのように自分を変えたんですか?

高橋 ゴールを取れる選手になろうと考えました。ゴールに向かうことだけを意識しました。そうしたら段々、大胆なプレーができるようになりました。自然とゴールも取れるようになったんです。高校2年の夏以降から秋頃にかけて、最も成長できたと思います。

――Jリーグのスカウトもたくさん来ていたのではないでしょうか?

高橋 はい。たまにスカウトの人が来てくれることがあって、気にはなりましたね。でも、それでプレーを乱さないように気を付けていました。

――千葉のスカウトの稲垣雄也さんは熱心に誘ってくれたらしいですね。

高橋 毎週青森に来てくれて、熱心に誘ってくれました。朝練にもいて、ビックリしました。まだ暗い中で、稲垣さんっぽい人がいるなと思ったら、「お、壱晟」と声をかけられて。熱意を感じました。

『パワサカ』でもスカウトがやってくる!

『パワサカ』にもスカウトが登場します。練習や試合の内容が評価され、その結果次第で行けるプロリーグのカテゴリーが変わるあたりは、現実のサッカーそのまま。即、海外オファーなんてことも!

【次ページ】“10番”へのこだわり