『キャリアモード』の刷新

もし『FIFA18』で改善しなければならないものがひとつあるとすれば、それはの『キャリモ』の全体的な刷新だ。過去数作において、同モードはずっと手つかずのまま放っておかれたまま。

熱心なFIFAユーザーにとって目指す場所は『FUT』だ。だが、もし大幅な改善がされた場合、『キャリモ』がその地位(人気のモード)にいける可能性もある。全体的にリフレッシュすべきことがある…。

その1:ゲームプレイ

フリースタイルなオンライン対戦と比べ、『FIFA17』でのCOM戦は単純に楽しくない。

自分のチームがどれほどよくても、マイボールでプレーする以上にボールを奪うために相手を追い掛け回していることのほうが多い。これにはウンザリする。

いかなるプレーにも戦術性はなく、相手がCOMだった場合にはどんなチームでもバルサなtiki-takaスタイルを再現しようとする。リーグ2(英4部)のプレーを正確に再現しようとするのではなく。

ユーザーの意見が分かれたもうひとつのゲームプレイ上の問題は、セットプレーの変更だ。『FIFA17』で最も顕著なのはPKシステムだった。

その2:リアルさの改善

『キャリモ』を台無しにしている要因は移籍だ。それは移籍市場にリアルさがないことにある。

もしそのクラブに十分な資金があった場合、彼らは欲しい選手を獲ってしまう。ストークにいるメッシやバーンリーにいるロナウドを見るのは最初は新鮮だ。だが、しばらくするとイライラしてくるし、長期的なやる気を失わせる。

その3:ユースアカデミー

『キャリモ』のもうひとつの問題は、ユースが実質存在していないことだ。ユース選手をトップチームに組み込むのは難しい。

若手が成長できるU-23やBチームのリーグを導入できれば、トップチームの穴をユース選手で埋められるようにするための素晴らしい策になるだろう。

その4:記者会見

非常にシンプルな話だ。完全になくすか、『The Journey』のように細やかな没入感を出すようにするかだ。現時点ではほとんど時間の無駄である。

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