このほど発表されたベルギー代表の最新メンバー。そこにローマで活躍するMFラジャ・ナインゴランの名前はなかった。

ベルギー紙『Het Nieuwsblad』によれば、彼は代表から引退することを決めたようだ。

ナインゴランは6月のワールドカップ予選・エストニア戦に向けた戦術練習に遅刻し、ロベルト・マルティネス代表監督から叱責を受けていたそう。

そして、今回の代表発表の1時間前に指揮官から電話があったとして、こう述べたという。

ラジャ・ナインゴラン

「彼は11時に電話してきてこう言った。6月のW杯予選でレッドデヴィルズでのプレーに集中できていなかったという印象があると。

それを聞いた時、キレそうになったよ。

(遅刻について)彼は言及しなかった。だが、俺達の会話はほんの1分程度だった、それ以上のものではない。

エストニアの件については、(車を?)37秒待っていたので遅れた。他の選手はもっと遅かった、俺ひとりじゃなかったんだ。でもいつもそうさ。

そう、(代表は)辞めるよ。意味がない。

彼はモナコでベンチに座り僅かしかプレーしていないユーリ・ティーレマンスを呼んだ。

就任した時、マルティネスはこう言った。レッドデヴィルズたちはトップリーグでプレーしていなければいけないと。

だが、アクセル・ヴィツェルは中国でプレーしている。突如、(そのルールは)もはや適応されなくなった。

それはいいよ、でも俺が自分の試合を向上させる必要があるのか?勘弁してくれ。

実のところ、俺はイビサ島でマルティネスと同じレストランにいたんだ。彼はハローもグッバイも言わなかった。そういうのとどうやって一緒に仕事ができる?

代表を続けるのは意味がない。

俺は昨季セリエAで2位だったローマで52試合プレーした。常にベストを尽くしてきたし、チームとともに働いてきた。それでもまだ俺を除外する何らかの理由が存在する。

もうやらない。辞める。俺は29歳で、彼らは俺をこれ以上にはできないだろう。

悪いが、そういうことだ」

ただ、その後本人はTwitter上でこうコメントした。

「もしオフィシャルなことを言う時は、俺本人からの声を聞くだろう…ただ失望した。まだ何も決めてはいない」。

まだ代表引退は決めていないということだろうか。

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