FIFAマスターの運営機関、CIES(スポーツ研究国際センター)。

この夏の移籍市場について、主にお金の流れに焦点を当てた分析レポートを発表している。

その中で紹介されていたデータの一つが、この夏に実現した移籍における「適正額」と「移籍金」の関係。

移籍金が高かったからと言って、その額が市場的に適正であったとは限らない。そこで同機関は、そのギャップが大きかった選手のTOP20をランキング形式で紹介していた。

以下がそのランキングである。

「差」で+の値が付いているケースは、クラブが適正額以上の値で選手を獲得した例。逆に-の値が付いているケースは、適正額以下の値で選手を獲得した例。

20位:ケイタ・バルデ
(ラツィオ→モナコ)

適正額:1950万ユーロ(およそ25.4億円)
移籍額:3200万ユーロ(およそ41.7億円)

差:+1250万ユーロ(およそ16.2億円)

19位:アレックス・オックスレイド=チェンバレン
(アーセナル→リヴァプール)

適正額:3050万ユーロ(およそ39.7億円)
移籍額:4340万ユーロ(およそ56.5億円)

差:+1290万ユーロ(およそ16.8億円)

18位:ミラン・シュクリニアル
(サンプドリア→インテル)

適正額:1440万ユーロ(およそ18.7億円)
移籍額:2800万ユーロ(およそ36.4億円)

差:+1360万ユーロ(およそ17.7億円)

17位:レアンドロ・パレデス
(ローマ→ゼニト)

適正額:1260万ユーロ(およそ16.4億円)
移籍額:2700万ユーロ(およそ35.1億円)

差:+1440万ユーロ(およそ18.7億円)

16位:カイル・ウォーカー
(トッテナム→マンチェスター・シティ)

適正額:4130万ユーロ(およそ53.8億円)
移籍額:5600万ユーロ(およそ73億円)

差:+1470万ユーロ(およそ19.1億円)