2006年のワールドカップで、イタリア代表を優勝に導いたことで知られるマルチェロ・リッピ。

昨年10月、中国代表の監督に就任し、今回初めてワールドカップに向けたアジア予選を戦っていた。

アジア2次予選のグループCでなんとか2位に入り、3次予選に進んでいた中国。しかし、開幕から4試合連続で白星から見放されるなど、スタートダッシュに失敗していた。

韓国 3-2 中国●
△中国 0-0 イラン
●中国 0-1 シリア
ウズベキスタン 2-0中国●

こちらが、第4節までの中国の成績だ。

1分3敗でグループAの最下位に沈み、中国代表は名将リッピに助けを求めたのだ。

するとリッピはここからチームを立て直して見せる。第5節以降の成績を見てみると…

△中国 0-0 カタール
○中国 1-0 韓国
イラン 1-0 中国●
シリア 2-2 中国△
○中国 1-0 ウズベキスタン
カタール 1-2 中国○

6試合で3勝2分1敗!前半戦の躓きが嘘であったかのように、中国は勝点を積み重ねたのだ。

結局中国は5位に終わりワールドカップ出場の夢は叶わなかったものの、他チームが停滞したことも手伝って、2位韓国との勝点差はわずかに「3」。

中国のファンとしては、「もし3次予選の最初からリッピが率いていれば…」と想像したくなったはずだ。

なお、仮にリッピが中国代表監督を続けているならば、今年の12月に東アジアカップで日本を訪れることになる。