▼編集部Sの「衝撃!」

レオナルド・ボヌッチ(ユヴェントス→ミラン)

この夏大量補強に成功したミランだが、とりわけボヌッチの獲得は大きな衝撃だった。勝者のメンタリティを備えたDFをライバルチームから引き抜いたことは、復権を目指すミランの本気を感じさせた。

ベネディクト・ヘヴェデス(シャルケ04→ユヴェントス)

個人的に、世界で最も過小評価されているDFの一人がこのヘヴェデスだと思う。

ボヌッチを引き抜かれたユヴェントスとしてはほぼパーフェクトに近い補強策なのだが、逆にユース出身の最古参プレーヤーをこれだけあっさり放出したシャルケが心配でならない。ヘヴェデスの退団により、ここからしばらくは難しいシーズンが到来するのではないかとさえ感じている。

ヨハネス・ガイス(シャルケ04→セビージャ)

思わず「これぞセビージャ」と唸るような補強を今年も最終日に実現させた。シャルケで燻りかけていた名キッカーを獲得し、ナスリが抜けた中盤を補強。エンゾンジとのダブルボランチは、補完性も良さそうでなかなか楽しみなセットである。

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