『Gazzetta dello Sport』は22日、「サンプドリアのマッシモ・フェレロ会長は、パトリク・シックのローマ移籍に中国が絡んでいたことを明かした」と報じた。

今夏サンプドリアからローマに移籍したパトリク・シック。ユヴェントスのメディカルチェックで落ち、その後インテル移籍が間近と言われたが、最終盤でその状況が変わった。

フェレロ会長はその動きについて中国政府の干渉があったことを明言するとともに、代理人とアジア資本の流入が大きな問題になっているとぶちまけた。

マッシモ・フェレロ(サンプドリア会長)

「パトリク・シックはここに残りたくなかったんだ。さもなければ、私は今季も彼をキープしたかったよ。

問題は、契約している代理人だよ。わずか20歳であったとしても、芸術作品であるかのように扱っている者たちだ。

誰もがシックを求めた。モナコ、PSG、ユヴェントス、ローマ。

しかしながら、正直に言えばね。彼はミラン・シュクリニアルとともにインテルに行きたがっていた。

もし中国政府がそれを制限しようとしなければ、そうなっていただろうね」

(インテルやミランが中国資本になったが)

「彼らは誰なんだ?私にとっては存在しない人物だ。彼らは中国に留まるべきである。我々のサッカーは、イタリア人の会長の手に保たれるべきなのだ。

もし中国がジェノヴァに巨大な金額を持ってきたとしても、私はサンプドリアを絶対に売らない!」

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