筆者名:永井義文

元フットサル日本代表、元シュライカー大阪の選手で、名古屋グランパスのFWである永井龍の兄。現在は指導者として、各種メディア、イベント出演、解説など、日本フットサル界を盛り上げるべく活動中。よしもとクリエイティブエージェンシー所属。 当コラムでは、「仲良し兄弟」として有名な自らのエピソードを軸にして、「仲良し兄弟の秘訣」を伝えていく。


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前回は自己紹介がメインとなり「いつ話が始まるんだ?」とご意見もあったようですが…お待せしました!今回からいよいよ本題に移ります!

早速ですが、『仲良し兄弟』を作るためには何が重要だと思いますか。

「ケンカを減らす」、「共通の時間を多く作るようにする」、「同じ趣味や楽しみを作る」など、色々なことが思い浮かぶでしょう。

ですが、それよりも簡単で、意外と重要なことがあります。

それはズバリ「あいさつ」をすることです。

いきなり「あいさつが兄弟の仲を良くする!」と力説を唱えられたところでピンと来ないかもしれませんが、実は「あいさつ」にはある大きな力があります。

それは「人との距離を近付ける力」です。

「人との距離を近付ける力」と書くと、兄弟の中ではあまり縁のない言葉のように聞こえるかもしれません。

ですが、兄弟の中においても、その力は重要です。

「あいさつ」というものは不思議なもので、元気良くでき、その回数自体も増えれば、兄弟の会話も自ずと増えていくからです。

実際、永井家でも父からの教えとして「あいさつ」は重要視されていました。

「元気良くあいさつすれば、何度しても相手は嫌な気持ちにならへん!」
「初めて会う人はもちろん、いつも会う人にでも、必ず元気の良いあいさつから!」

これらは父の口癖であり、家庭内でもその考えを徹底。

「朝起きたら『おはよう』」
「家に帰ってきたら『ただいま』と『おかえり』」
「寝る前には『おやすみ』」
「どんなに喧嘩をしても、あいさつを面と向かってする」

永井家の家訓のような教えを、僕らは父から叩き込まれました。

ちなみに、今では「永井兄弟=仲良し」というイメージが定着しているようですが、僕も弟の龍とよく喧嘩をしました。

そして、その喧嘩の後に、必ず生まれる感情が「どこかで謝らないといけない」という気持ちでした。

つまり、子供というのは、大人が思っている以上にお互いに謝る機会を伺っているものなんです。

ですが、その機会作りに苦戦することは多いでしょう。そして、そこで頭を悩ませると、二人の中で次第に不穏な空気が漂い、「しばらく口をきかない」ということにも発展するかもしれません。

ですが、そのようなケースを回避することは簡単です。

冒頭でお話した「あいさつ」の力に頼ればいいんです。

僕自身は、仲直りするキッカケとして「あいさつ」が存在したことを大人になって気づきましたが、今お困りの皆さんはチャレンジしてみてはどうでしょうか。

兄弟喧嘩で生まれた壁を壊す第一打は「あいさつ」から。

その知られざる大きな力に気付かされるかもしれません。