11月の代表ウィークで日本代表が対戦するベルギー代表。

すでに招集メンバーが発表されており、ロベルト・マルティネス監督との間で問題があったと報じられていたMFラジャ・ナインゴランが復帰を果たした。

そんなナインゴランと言えば世界を代表するセントラルミッドフィールダーだが、先週末に行われた試合で素晴らしいプレーがあった。

セリエA第12節のフィオレンティーナタ対ローマ戦で…(03:48から)。

2-3で迎えた86分、フィオレンティーナが最終ラインでボールを回していると、ナインゴランが猛烈な勢いでプレッシングへ!

全速力で近付いていきジョルダン・ヴェレトゥをタッチライン際に追いやると、グレゴワール・ドゥフレルのサポートもあってボール奪取に成功。そして高速かつ正確なパスをディエゴ・ペロッティへ送り、勝利を決定づける4点目を演出した。

相手を恐れることなくプレッシャーに行き、球際で強さを見せるナインゴラン。

そのため時には相手を負傷させてしまうこともあるが、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が度々口にする「デュエル」を体現するかのようなプレーヤーだ。

さらに驚きは、こうしたプレーがリードしている状況の試合終盤(86分)に出来るということだろう。日本代表はボール回しに長けるチームだが、ナインゴランのプレッシングには注意したいところだ。

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