6大会連続15回目のワールドカップ出場を決めたフランス代表。

抽選会で使用されるポット分けではポット1に入っており、メンバーの充実度から言っても優勝候補に挙げられる。

そんなフランスはこの11月、ウェールズとドイツとそれぞれ対戦。

世界王者ドイツ相手に2-2と引き分けるなど納得の成績を残したのだが、その先制ゴールは素晴らしい崩しから生まれた。

0-0で迎えた33分、フランスはキリアン・エンバッペ・ロタンのターンからコランタン・トリッソ、ブレーズ・マテュイディと繋ぎ、逆サイドに展開。

するとここにリュカ・ディーニュが走り込み、アントニ・マルシャルへと折り返す。

ニクラス・ジューレの激しいタックルをあっさりかわしたマルシャルはGKケヴィン・トラップと一対一を迎えるも、最後はフリーになっていたアレクサンドル・ラカゼットへとパスし、フランスが先制ゴールをあげた。

この時ドイツの守備は人数が揃っていたものの、マッツ・フメルスが右サイド(フランスから見て)につり出されるなど若干のバランスを欠いていた。

フランスとしてはそこを上手く突いた形だが、全く隙のない美しいパスワークであった。

なお、2017年におけるフランスの成績は11戦7勝2分2敗となっている。

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