2015年からリヴァプールを率いているユルゲン・クロップ監督。

ここでは、『squawka』による「クロップのもとで成長したリヴァプールの6選手」を見てみよう。

MF:アダム・ララーナ

ブランダン・ロジャーズがリヴァプールを去る間際のララーナは元気がなかったが、クロップのもとでは“ビースト”へと変貌した。

これまで指導したなかで最も戦術的に優れている選手のひとりだとドイツ指揮官が讃えるほどだ。

事実、数字はウソをつかない。

ララーナはクロップの4-3-3システムにおける深い位置のMFとしてプレーしており、1試合平均1.1回のタックル、0.65回のインターセプションを決めるなど、チームのプレッシングを牽引しているのだ。

創造性という点でも、昨季は31試合で42度ものチャンスを演出。また、33度のドリブル突破を成功させており、クロップの“マシーン”における不可欠な存在としての地位を確立した。

選手は欠場によって、そのステータスが増すとも言われる。今季のララーナはハムストリングの故障で長期離脱となっているが、その株は上がり続けている。

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