アル・ヒラルとのAFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦を終えた浦和レッズ。

敵地で白星こそ飾れなかったが貴重なアウェイゴールを確保し、ついに今週末、埼玉スタジアムで第2戦を迎える。

そんなこの大一番を担当する主審は、ウズベキスタン出身のラフシャン・イルマトフ。

40歳という若さですでに2度のワールドカップを経験した、「アジアNo.1」の地位を確立している超一流のレフェリーだ。

アジア王者を決める一戦ということでこのアポイントメントはある程度予想されたものであったが、実はイルマトフは浦和にとって相性の良いレフェリーである。

浦和が最後にACL決勝を戦い、初めてアジア王者に輝いた2007年のACL。この時浦和は決勝でセパハンと激突したのだが、この第2戦で試合を捌いたのがイルマトフだったのだ。

アウェイでの第1戦を1-1で引き分けた浦和はホームでの第2戦に2-0と勝利し見事優勝を飾った。

敵地での1戦目を1-1で折り返すという状況は今回と全く同じであり、さらに埼玉スタジアムでの第2戦の主審がイルマトフというのは偶然にしては出来すぎである。浦和のファンとしては、なんだか運命を感じたくなるはず!

ちなみに、この時イルマトフは30歳。

30歳にしてアジア最高の舞台で主審を担当するという実績は偉業と言う他なく、10年もの間大陸連盟のNo.1レフェリーの地位を守り続けているのはおそらくこの男くらいだろう。

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