ガブリエル・タン

「2006年にはファビオ・カンナヴァーロが2006年W杯を制覇し、不屈の守備とリーダーシップを見せた彼がバロンドールを受賞した。

チェルシーのエンゴロ・カンテは2016-17シーズンの最優秀選手を獲得した。彼はわずか2ゴールだけだ。

守備の選手が最優秀選手に選ばれるべき年があったとすれば、2017年だった。

候補者に槙野智章の名前が登場すれば、ワールドカップ予選を勝ち抜き、AFCチャンピオンズリーグを制したことから、不満は出なかっただろう。

彼はACLで1290分出場した唯一の浦和の選手であり、チャンピオンだ。しかも3ゴールを決め、多面的に能力を発揮した。

代表ではそれほど主力ではないが、ハリルホジッチ監督の信頼を得ている選手の一人であり、ブラジル戦でもゴールを決めた。

もちろん、槙野智章がAFC最優秀選手を得て当然だという話ではない。彼が候補になっていてもハリビンに負けたかもしれないし、それも公正な結果であろう。ただ、少なくとも彼が認識されるべきではあった。

あるいは、AFCは各ポジションにおいての賞を作り、GKやDFが何らかの形で価値を得られるようにするという手もある。

浦和のエースであるラファエル・シルバやMVPの柏木陽介と同じほど新聞の見出しは飾らないかもしれないが、槙野智章は同様に重要な存在だった。

そして、何らかの賞がチームとしての結果の産物であるとすれば、槙野智章はすでにオーマル・ハリビンを超えているのだ。

AFCチャンピオンズリーグ優勝と、ワールドカップ出場という賞でね」