『L'Equipe』は23日、「スポーツ行政裁判所は、スペインサッカー連盟会長アンヘル・マリア・ビジャール氏を解雇する命令を出した」と報じた。

29年間スペインサッカー連盟の会長を務めてきたビジャール氏は、今年7月に警察から身柄を拘束された。

長く続けられてきた連盟内での汚職に関連し、公文書改竄、国際試合から得られる利益の不正取得、マネーロンダリングなどの疑いであった。

しかし、ビジャール氏は先日FIFAに対し、「会長職からの解雇は不当である」と訴える手紙を送っていた。

政府による不当な干渉があり、スペインサッカー連盟の事務を妨害していたというものだった。

それを受けて「スペインが資格停止を受け、代表チームがワールドカップに出場できなくなるのではないか」という報道もあった。

しかし今回スポーツ行政裁判所はアンヘル・マリア・ビジャール氏の解任は妥当であるとの決議を採択。法による確認を得た形となった。

これによって、スペインサッカー連盟は即座に会長選挙の準備を行う必要がある。

なお、元レバンテDFで選手協会会長を務めていたルイス・ルビアレスらが次期会長選挙に立候補する意向を示している。

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