現在、日本に与えられているACLの出場枠は「4」あり、J1の上位3チーム、天皇杯の優勝クラブという内訳である。

うちJ1の1位と2位、天皇杯の王者がグループステージへのストレートイン権を、J1の3位チームがプレーオフへの挑戦権を手にする。

しかし、J1の3位チームが天皇杯で優勝した場合はストレートインが優先され、代わりとしてJ1で4位だった柏レイソルがプレーオフに進むこととなる(天皇杯の準優勝チームには回ってこない)。

つまり、天皇杯決勝の結果次第でセレッソ大阪は来季のACLにおいてグループステージからの出場になるのか、プレーオフからの出場になるのか変わってくるのだ。

そして、それによって大きく大きな影響を受けるのがオフのスケジューリングだ。

グループステージにストレートインしたチームの初戦は2月14日(水)に予定されている一方で、プレーオフに回ったチームは1月30日(火)に試合を行う必要がある。

つまり、セレッソ大阪が天皇杯決勝で敗れると、ACL出場をかけ1月末には試合に挑まなければいけない。

ただでさえ元日までシーズンが続くにもかかわらず、その1ヶ月後には体を仕上げておく必要があるのだ。この2週間の差は大きすぎる…。