先週末に行われたプレミアリーグ第19節、サウサンプトン対ハダーズフィールド。

試合は、好調オースティンの先制ゴールでサウサンプトンがリードを奪うものの、64分にドゥポワトルに同点弾を決められ1-1の引き分けで終わったのだが、その失点シーンは吉田麻也にとっても悔いの残るものだっただろう。

ドゥポワトルがヘディングする直前までマークについていたのが吉田であり、シュートシーンでは完全フリーで打たせてしまったためだ。

【動画】問題の失点シーン

ハダーズフィールドのDFスミスがクロスボールを上げるまで、吉田はドゥポワトルの位置ははっきりと視認できていた印象で、まさに一瞬のスキを突かれた形。

もしかすると、そのまま人につくのではなく、クロスボールとターゲットの間にポジションを移し、ヘディングでのクリアを自ら選択したのかもしれない。

しかし、ボールは無残にも彼の頭上を越えて、完全フリーとなったドゥポワトルへ。結果論ではあるが、後悔が残る「判断ミス」となってしまった。

失点後にガックリ手を膝につくシーンを見れば、その悔しさも感じ取れるだろう。

無論、今回のような守備は、吉田のように空中戦に長けポジショニングの良いセンターバックであれば、「ありがちな」プレー選択だ。

そのプレー自体に問題があったようには感じられないが、結果は結果。失点に直結してしまったことを責められても致し方ないか…。

次戦は強豪トッテナムとのカードが控えているが、前節ハットトリックを記録しているケインら攻撃陣を完全シャットアウトしての番狂わせに期待したい。

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