『La Nación』は、日曜朝に発生したアルゼンチン代表監督ホルヘ・サンパオリ氏の事件について報告した。

今年アルゼンチン代表監督に就任し、ワールドカップ出場を決めたサンパオリ氏。

彼は日曜日、娘の結婚式に出席するため、サンタフェ州のカシルダという街を訪れていた。

そして、検問を受けた際に警察と揉め事を起こしており、その場面がしっかり映像として捉えられていた。

彼の乗ったフォード・フォーカスは、定員は5名であるが8名が乗せられており、そのために停止させられた。

そこで車を降りたサンパオリは警察に激昂し、『あんたら、私を2ブロックも歩かせるつもりか、○○(放送禁止用語)』『月に100ペソしか稼いでいないくせに、馬鹿野郎が』などと叫んでいた。

このビデオは瞬く間に広がり、「労働者を侮辱するような男に代表の指揮を執らせて良いのか」とまで批判を受けることに…。

サンパオリ氏はその後謝罪の声明を発表したが、ソーシャルメディアでは辞任を求める声もある。

今回の予選でもいろいろな問題が発生して苦しんだアルゼンチン代表であるが、今度は監督のスキャンダルまで抱えることになってしまった。

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