皆さんこんにちは、そしてお久しぶりです。

去年はFIFA.comの速報担当として無事に日本のW杯出場決定を見届け、さらに懸案だった新国立競技場ネタでもある学会での学術発表までできたので、それなりに充実した一年でした。しかも最後に浦和のACL制覇と川崎のJ1優勝という、私にとって大切な2チームが大きなタイトルを取ってくれたのは、何よりの喜びでした。

ただ、だからといって『Qoly』でのコラムを書かない理由にはならないのも承知しています。今年はしっかり時間を取って、また皆さんにコラムを読んでいただければと考えています。どうかよろしくお願いします。

さて4年前の正月、私はこんなコラムをQolyで書いていました。

『【コラム】2014年新春企画・「午年」から見たW杯優勝チームは?』

W杯は4年に一度なので、十二支の巡りとピッタリはまります。そこで、個別の戦力分析とかは一切せず、ひたすらその干支の大会との相性だけでブラジル大会を予想してみました。その結論はこれでした。

「優勝ドイツ、準優勝アルゼンチン、3位ブラジル、4位イングランド」

……いや、決勝のカードと勝敗を当てていたのには自分で驚きました。ブラジルは例のミネイラッソを引きずって3位決定戦で負け、イングランドはグループリーグ敗退でしたが、結果としてかなり精度の高い予想になっていました。

そこで2018年の新春、ロシアW杯の結果も再び戌年(いぬどし)という視点のみで占ってみる事にしました。なお、今回は『Qoly』だけでなく、冊子ベースでの同人出版も!

「コミックマーケット93」においてQolyに先駆けて公開しています。

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