8日、ポルトガルリーグ第17節のパッソス・フェレイラ対ポルティモネンセの試合が行われた。

このところ公式戦6試合白星なし。勝ちきれないポルティモネンセは状況を打開するため、スタメンを弄ってきた。

中島翔哉をトップ下に配置し、サイドにブルーノ・タバタとパウリーニョ。テクニック系のアタッカーを3人並べるという攻撃的な布陣を使用したのだ。

このところ激しいマークに苦しめられてきた中島であるが、これによってボールを受けて前を向ける場面が増加した。

中央に出来た小さなスペースからドリブルで持ち上がり、パスをサイドに供給。さらに運動量を生かした前線からのプレスでも存在感を発揮する。また激しいマークを受けていることを利用してファウルを誘い、セットプレーを奪う。

中島は確実に攻撃の中心としての「怖さ」を見せる。ところが、チーム自体は特にサイドでの守備で苦戦していた。

不調のパッソス・フェレイラに何度もチャンスを作られ、35分にはブルーノ・タバタが退場。結局これによって中島は本来の左サイドに戻ることになり、トップ下としてのプレーは前半のうちに終焉を迎えたのだった…。

また、後半は非常に苦しい展開となり、53分にはクロスから失点してしまう。

さらに押し込まれる絶体絶命の状況の中、それを救ったのは中島だった!73分にクロスのこぼれ球からシュートへ持ち込み、右ポストに当てつつ決めてみせたのだ。

なお、試合は1-1のままで終了。一人少ない状況、敗れれば残留争いに追い込まれるという厳しい試合で、中島翔哉が勝点1をポルティモネンセにもたらした。