『Football Ghana』は5日、「ガーナのスポーツ局長官ロバート・サーフォ・メンサー氏は、ババ・ヤラ・スタジアムで葬儀を行う計画を支持した」と報じた。

ガーナの街クマシにあるババ・ヤラ・スタジアムは、1959年にオープンし、1971年にスタンドが建設された会場だ。

現在の収容人数は4万528名で、ガーナ国内では最も大きなサッカースタジアムである。

名門クラブのアサンテ・コトコが本拠地として使用していることもあり、高い知名度を誇っている。

しかしながら、現在はそのキャパシティまでファンを収容することが出来ない。6000席が壊れているにもかかわらず、資金不足で改装が出来ないからだ。

その状況を脱却するため、ガーナはババ・ヤラ・スタジアムを土曜日に地域住民のためのイベント会場にすることを考えているというのだ。

それで収入を得ることによって施設を維持していこうという取り組み。メンサー氏は以下のように語ったという。

ロバート・サーフォ・メンサー

「私が個人的に1部、2部リーグの試合を観戦するためにスタジアムへ行くと、ほぼガラガラだった。

スポーツ開発を支援し、施設を維持するためには資金が必要だ。多くの取り組みを行う必要がある。

スタジアムは毎週土曜日に5回の葬儀を行うことが出来、6000セディ(およそ14万5000円)を得られる。

この金額を集めることができれば、国家スポーツ局はババ・ヤラ・スタジアムの多くの問題を解決するのに役立つだろう」

大きなスタジアムは重要だが、大きすぎるスタジアムは負担にしかならない。事業計画というのは重要である…。

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