『ESPN』は14日、FIFAの会長を務めているジャンニ・インファンティーノ氏のインタビューを掲載した。

2016年にゼップ・ブラッター氏がスキャンダルで辞任したあと、FIFAの会長に就任したインファンティーノ氏。

UEFAのアレクサンドル・チェフェリン氏とともに持続的な発展が可能なサッカー界を目指しており、急速なコストの上昇と格差の拡大に危機感を抱いているという。

彼は『ESPN』のインタビューで以下のように話し、お金の再分配を進めていかなければいけないと語ったとのこと。

もし彼が語るように「ユース時代のクラブに支払われるトレーニング費用の上昇」が行われた場合、Jリーグも含めて欧州に選手を送り出すクラブは利益を得られそうだ。

ジャンニ・インファンティーノ

「いま、国際的な選手の移籍において64億ドルが動く状況となっている。

これは4~5年前と比べて倍になっている。お金がたくさんあることは、システムが健全である証でもあると言えるかもしれない。

しかし、この傾向は心配している。何かの行動が必要だと思っている理由だ」