『L'Equipe』は14日、「パリ・サンジェルマンは、中国の会社『Desports』とパートナーシップを結んだ」と報じた。

結ばれたのはパリ・サンジェルマンのブランドを使用した商品の開発を可能にするパートナーシップで、独占的な契約だとのこと。

すでにこのライセンスは今年1月から発行されており、3年半以上の期間延長されているという。

『Desports』は中国に本拠地を置くアジアの大手スポーツマーケティング代理店である。

今回の契約は中国と香港での独占的なもので、3年半で最低2000万ユーロ(およそ26.3億円)の支払いが約束されているようだ。もちろん売り上げによって更なる収入に結びつく可能性がある。

パリ・サンジェルマンは昨年ネイマールを2億2200万ユーロ(およそ291.4億円)で獲得しており、今夏もキリアン・エンバッペの買い取りを行わなくてはならない。

その一方でチャンピオンズリーグでは早々に敗退してしまっており、ファイナンシャル・フェアプレー制度で定められた基準を満たせない可能性が高いと言われている。

それを考えれば、この中国系企業との契約はおそらくかなり大きな経営の助けになるはずだ。

ちなみに、『Desports』の創業者は中国人実業家のチャン・リーチャン(蒋立章)氏で、サッカーに大きな額を投資している人物だ。スペインのグラナダCF、イタリアのパルマ・カルチョ、中国の重慶力帆でオーナーを務めている。

またアメリカのバスケットボールリーグであるNBAのミネソタ・ティンバーウルブズの少数株主でもあり、スポーツ界で現在大きな力を持っている。

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