3月21日に開幕を迎えた日本国内最高峰の女子サッカーリーグ=『2018プレナスなでしこリーグ』。3月12日には開幕を前にした記者会見が行われ、オランダ・アムステルダムの企業『mycujoo(マイクージュー)』社とのパートナーシップ締結により、年間70試合がリーグの公式HPで無料配信される。

ただ、それは1部リーグに限ったことだ。

現在のなでしこリーグは、2部にも楽しみがある。それは「生観戦」でしか味わえないのだ!

2016年当時の2部に在籍していたノジマステラ神奈川相模原のDF高木ひかり、ASハリマ・アルビオンのFW千葉園子、愛媛FCレディースの大矢歩と上野真実の両FWなど、2部からもなでしこジャパンへ招集されることが「普通」になってきた。

昨季リーグ最少失点の堅守に強力な外国籍FW2人を加え、1部昇格の筆頭候補と噂されるオルカ鴨川FC。上記の代表選手2人を輩出している愛媛FCレディース。3部相当のチャレンジリーグからブレずに貫いたパスサッカーを磨いてきたバニーズ京都SCなど。2部でも魅力的な特徴をもったチームが急増している。

そんな中、主力を含む多くの選手が退団したASハリマ・アルビオン。昨季の度重なる怪我から復活した日本代表FW千葉園子は、その前線を支える存在になる。

シーズン開幕が迫る中、彼女が熱く語る「ここ数年より楽しい!」という“新たなアルビオンのサッカー”とは?

そして彼女の「ジーパン」と「モリシ」から始まったサッカー人生とは?なでしこジャパンで出会ったあの選手の秘話も明かしてくれたぞ。

千葉園子(ASハリマ・アルビオン所属・FW)

1993年6月15日生まれ(24歳)
出身地:大阪府大阪市