3月の代表ウィークでマリ、ウクライナとそれぞれ対戦した日本代表。

難しい戦いを強いられたが、中島翔哉のパフォーマンスは明るい話題と言えるだろう。

そんな中島はマリ戦で途中出場ながらゴールを決め、日本を救った。

中島にとって日本代表のデビュー戦で初ゴールを記録したわけだが、これは史上30人目の快挙である。

そこで今回は2010年以降の日本代表において、デビュー戦でいきなりゴールしたという経歴を持つ選手を5人紹介する。

1. 平山 相太

日時:2010年1月6日 (水)
試合:アジアカップ2011 最終予選 グループA 第5節
結果:イエメン代表 2-3 日本代表
日本代表の得点者:平山 相太(42分、55分、79分)

年明け早々に行われたこの年のアジアカップ予選。

同月20日に延期するという日本側の要望は通らず、岡田武史監督は当時A代表歴のなかったメンバーを数多く招集し、イエメンのサヌアへと向かった。

そんなこの一戦で大暴れしたのが平山だった。

21分、山田直輝との交代でピッチに投入されると、2点を先制されながらもそこから42分、55分、79分にそれぞれゴールを奪い、逆転に成功。

チームに勝点3をもたらすだけでなく、日本代表のデビュー戦でハットトリックを記録した史上2人目の選手となった。

ちなみに、この時の平山の背番号は「81」。平山が代表であげた得点はこのイエメン戦の3ゴールのみである。