5月4日、ホームにテネリフェを迎えたバルセロナは、カンテラ出身者の4ゴールで圧勝し、5日マジョルカと対戦する2位のレアル・マドリーにプレッシャーをかける事に成功した。

前半17分、右サイドへオーバーラップしたダニエウ・アウベスからのクロスをイブラヒモヴィッチが落としたところへメッシが詰めて先制する。ダニエウ・アウベスの右足アウトサイドでの見事なクロスは超一流の妙技であった。

しかし、39分、バルセロナはDFラインからのビルドアップでミスをする。プジョルのパスをヤヤ・トゥレが受け損ないショートカウンター。ロマン・マルティネスにゴールを奪われ、前半は同点のまま終了する。

しかし、後半に入るとバルセロナが爆発する。起点はまたも右サイドのダニエウ・アウベス。ペドロとのパス交換で中央へ切れ込むと、ボージャンへスルーパス。ボージャンはGKの脇下を抜くゴールで勝ち越しゴールを奪った。3点目はペドロ。メッシのスルーパスを受けると左足で冷静に蹴り込んだ。

そして、最後は再びメッシ。ダニエウ・アウベスとの名コンビが再び炸裂する。ボールが右サイドのアウベスに渡ると、センターサークル付近にいたメッシが最前線へ向けて猛ダッシュ。アウベスのクロスを走りながらコントロールすると、飛び出してくるGKの動きを見てチップ・キックで決めた。

4点全てをカンテラーノが奪ったバルセロナ。バルセロナらしいサッカーを随所に見せ、CL敗退ショックを回避する事に成功した模様だ。

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