ブラックバーン戦で敗戦の原因となったとされ、メディアから集中砲火を浴びている、ルーカス・ファビアニスキ。

アルムニアに代わって、アーセナルのゴールマウスを任されているポーランド代表GKは、ハイボール処理に大きな不安があり、かねてからアラート時での判断力が稚拙なことは有名であったが、ローバーズの将、サム・アラーダイスはその状況をわざと作らせることを選手達に指示し、逆転勝利を手繰り寄せた。

試合後にヴェンゲルは、彼らのやり方に口撃。「ルーカスの前に選手を置き、動かせないようにしていた。あれはファールじゃないのか?」と怒りをぶちまけたが、ソル・キャンベルも傷心状態にある守護神をフォローした。

「選手というものは段階を踏まなくてはならないものだが、そういう意味では、彼は不利な状況にあった。今季、アルムニアのように数多くの試合をこなしてきたわけではないから、試合勘が鈍っていたんだと思う」

チームは3位の座がほぼ確定し、後は順調に試合を消化するだけとなったが、「とにかく、闘い続けなくてはならない。良いトレーニングを積み、正しい方向に進んでいけば、事態は好転すると確信しているよ」と、来季以降に向けての希望も語った。

Blackburnツꀀ2-1ツꀀArsenal (Highlights)

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