バレンシアに所属する、ダビ・シルバの心は揺れ動いている。
ユナイテッドが自身に対して大きな関心を寄せていることをメディアの報道で知ったシルバは、「プレミアリーグ挑戦」というフレーズを意識するようにもなっているようだ。
「マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブが僕に興味を持っているという話を聞いた時、とても光栄に感じたよ」
「プレミアリーグのことはすごく意識しているんだ。ここ数年の間に、本当に素晴らしいリーグになったしね」
「もし、ユナイテッドのようなクラブから連絡を受けたら、正直言って、断ることはかなり難しいだろうな。もちろん、僕はバレンシアで幸せな生活を送っているよ。ただ、選手達にはそれぞれ値札が付けられている。つまり、クラブが良いビジネスになると考えれば、どんな話だって起こり得るってことさ」
所属クラブに対する配慮を考え、問題になるような発言を避けた点はいかにもシルバらしいが、財政難に苦しむクラブが高騰する銘柄を放出することは確定路線と見ていいだろう。