インテルへの監督就任発表が寸前に迫っている、ラファ・ベニテス。そして、彼は指揮官の座に就くと同時に、ディルク・カイトの獲得に動くことになりそうだ。ベニテスとカイトはリヴァプール時代に絶対的な信頼関係を築いており、ベニテスは、自分のサッカースタイルを良く知るオランダ代表FWを新チームでも起用したいのではないかと見られている。一方カイト自身も、かつての指揮官を敬愛しており、「師を追うようにインテルへ」という選択も考えにはあるようだ。
「誰がインテルに移籍するのか僕にはわからないよ。ただ、ベニテスは素晴らしい監督だから、確かな眼で補強を行うだろうね。もちろん、僕も彼と再び仕事が出来れば嬉しいよ。彼が僕に与えてくれた全てに感謝しているから。どうやったらレベルアップ出来るかを真摯になってアドバイスをしてくれた監督なんだ」
「ただ、今はW杯のことだけに集中している。そして、自分はリヴァプールと契約している身だということも忘れてはならない。彼らはビッグクラブであり、僕に多くのものをもたらしてくれているしね」