長年ユヴェントスを支えた元フランス代表FWのダヴィド・トレゼゲが、ビアンコ・ネロのユニフォームに別れを告げる日が近づいているようだ。トレゼゲの代理人はバレンシアからオファーがあった事を認めている。
「Tuttosport」紙によれば、バレンシアはダビド・ビジャとニコラ・ジキッチの売却後、ユヴェントスにトレゼゲの移籍金を問い合わせたとの事。ビジャはバルセロナ、ジキッチはバーミンガムへ既に移籍している。
トレゼゲの代理人のアントニオ・カリエンドは、
「バレンシアがトレゼゲの移籍する最後のチームだよ。しかし、我々はまだ細かい条件などについて話し合う必要がある」
と、語っている。トレゼゲはフランス産まれだが両親共にアルゼンチン人。1998年のワールドカップ、2000年の欧州選手権を制したメンバーの1人。ユヴェントスには2000-2001シーズンから加入しており、10シーズンを過ごしている。イタリア通算138ゴールで2002年にはセリエAの得点王に輝いている。