2011年4月2日(土) - パルク・デ・プランス(パリ)
Paris Saint-Germain
0
0-0
0-0
0
Lorient
得点者


優勝の可能性を失いつつあるパリ・サンジェルマンがホームで勝ちきれず。ロリアンの戦術に対して打開策を見いだすことが出来ず、0-0の引き分けで終了した。

試合を通して目立ったのはロリアンの的確な戦術設定。オアローの欠場が決まっていたパリ・サンジェルマンは大方の予想通りエルディングのワントップ。そうなれば強みはネネ-のチャンスメイク、エルディングとジュリの飛び出ししかない。これをロリアンは完全に読んでいた。

エケレ・マンガをエルディングに、バキャをネネーに、モレルをジュリにほぼマンマークで付かせ、裏への飛び出しに必ずついて行くことを徹底。特にエルディングに付いたエケレ・マンガはスピードで常に一歩先を行き、攻撃の核をシャットアウト。また中盤をある程度コンパクトに保ててさえいれば、守備を破るようなスルーパスが通ることはなかった。

ポイントを抑えた守備にパリ・サンジェルマンは終始苦戦することとなった。攻撃にあまり人数を多くかけてこないことからピンチは少なかったものの、それ以上にチャンスがほとんど作れなかった。

改善するためにコンブアレ監督は69分にバヘベック、ケバノという2人の攻撃的な若手を投入。ジャレやティエネが積極的にオーバーラップし、トップ下に入ったケバノが2トップ気味にポジションを取ることによりマンマークを攪乱。一時は完全に押し込む時間も作った。

しかしロリアンのグルキュフ監督も手が早かった。77分にモネ=パケに代えてコクランを投入し4-5-1に変更。マンマークを放棄し守備に人数をかけて守り倒す作戦に出たのである。

パリ・サンジェルマンは結局その守備を破ることが出来ず、無得点のままでゲームを終えた。同時に行われた試合で首位のリールが勝利したため、これで差は12に拡大。優勝の可能性はほぼ潰えたといえる。


(筆:Qoly編集部 K)