冬の移籍市場にて、マンチェスター・シティからレアル・マドリーへローン移籍で加入したエマニュエル・アデバヨール。プレミアリーグ時代にはトラブルメーカーぶりを如何なく発揮していたが、久しぶりに問題発言を行った。保有元であるシティのファンの話題を間接的に出したのである。

「シティに加入した時には本当に幸せだった。最初は全てが上手くいっていたし、楽しんでプレーも出来ていたんだ。ゴールも決められていたしね。だけど、アーセナル戦で大きく変わってしまったよ。君たちも知っていると思うけど、あの(ゴール後にアーセナルサポーターを煽り、各方面から集中砲火を浴びた)一件から下り坂になったんだ」
「あの時期は本当におれにとって難しかった。監督もマーク・ヒューズからロベルト・マンチーニに代わったね。より厳しいシーズンになってしまったよ」
「ただ、言っておきたいことがある。アーセナルを離れるまでとシティに行ってからのファンの対応は全く違うよ。アーセナル時代はおれはファンに愛されていたし、今でもおれは愛している。そして、マドリーでも似たようなファンの雰囲気を感じているんだ」
「サッカープレーヤーにとって、ファンから愛されること以上に重要なことなんてないんだ。おれたちは愛されるためにプレーしているんだからね」

ちなみに、シティではアーセナル時代からのチームメイトであるコロ・トゥレと乱闘したことも。

と、アーセナル・サポーターを称賛したアデバヨールだが、プレミアリーグのファンの方であればご記憶の通り、実はシティに加入する前には「あそこの連中はおれを批判してばかりで全く応援してくれなかった」と不満をぶちまけたことがあり、アーセナル・サポーターとの不仲説もあまりにも有名な話。コロコロとその発言内容が食い違うは彼の真意を読むことは不可能に近いようだ。

(筆:Qoly編集部 T)

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