ドイツ・ブンデスリーガ2部のボーフムは16日、14日に解任したフリートヘルム・フンケル監督の後任として、現ハノーファー96U-23監督アンドレアス・ベルクマン氏(52)の就任を発表した。契約は2013年までで18日に行われる第8節パダーボルン戦より指揮を執る。
選手としての目立った実績はないベルクマン氏だが、ザンクト・パウリでの指導を経て2007年7月にハノーファー96のU-23チーム監督へ就任すると、09/10シーズン、開幕から2節で解任されたディーター・ヘッキング監督の後を受け、ブンデスリーガ1部で戦うハノーファーのトップチームを託されている。しかし、同シーズンは序盤こそまずまずの成績を残していたが、2009年11月に守護神エンケの自殺という衝撃的な出来事が起きて以降、瞬く間に失速。結局、半年を待たずに解任され、10/11シーズンより再びU-23チームを率いていた。なお、カルステン・ナイツェル氏のアシスタントコーチ就任も同時に発表されている。
加入から間もなく攻撃の核として孤軍奮闘もチームとして結果を残せなかった乾貴士、また、昨シーズン、10ゴールを決めながら怪我の影響もあって控えに降格していたチョン・テセにとって、新たな競争の始まりとなる。
(筆:Qoly編集部 H)
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