現地時間21日、アトレティコ・マドリーとバルセロナによるスーペル・コパ1stレグが行われる灼熱の地、スペイン。

スペインではシーズンが開幕してからスーパーカップを行うというなんとも不思議なスケジュールが昨シーズンから導入されており、今シーズンもこの伝統ある一戦はリーガ第1節と第2節のミッドウィークに行われる。

そんなスーペル・コパのキックオフは、現地時間の23時。スペインでは試合中に日を跨ぐこともあるなどキックオフ時間が遅いことでも知られているが、試合終了後である深夜1時の交通網をどう整備するかが最大の焦点となっていた。

そこでバルセロナ市議会とバルセロナは、28日に行われるスーペル・コパ2ndレグの試合終了後、今回特別に地下鉄サービスを運営し、この運営費をバルセロナが負担すると発表したそうだ。

スペイン紙『as』によれば、今回バルセロナが支払う追加の地下鉄運営費は3万ユーロ(およそ400万円)で、もし試合が延長に突入し、試合の終了がさらに遅れた場合にも地下鉄側は対処するという。

今回の23時キックオフという決定に、バルセロナ市長ハビエル・トリアス氏は、かねてよりキックオフ時間の変更を主張。不況の続くスペインということもあり、市としては地下鉄を延長して運営する際の資金を提供できないとしていたが、バルセロナ側の資金負担にひとまずホッとした様子であったという。

スペインスーペル・コパは1stレグが日本時間22日6:00からビセンテ・カルデロンで、2ndレグが日本時間29日6:00からカンプ・ノウでそれぞれ行われる。

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