・マルセイユ、トーヴァンの獲得が決定、レミナとコルシアにも食指
マルセイユは「リールからフランスU-20代表FWフローラン・トーヴァンを獲得した」と公式発表した。契約期間は5年、移籍金は当初の報道よりもかなり安く500万ユーロ前後とのこと。
昨季冬にリールと契約し、半年間のレンタルでバスティアに残ってプレーしていたトーヴァン。ついにリールのユニホームを試合で一度も着ることなく、マルセイユへと去ることが決定した。
また、マルセイユはロリアンのフランスU-20代表MFマリオ・レミナ、ソショーの元フランスU-21代表DFセバスティアン・コルシアの獲得を狙い交渉をぎりぎりまで続ける予定。
ただし、レミナについてはロリアンのセバスティアン・グルキュフ監督が放出を断固拒否しており、オファーに激怒していると報じられている。
・ソショー、マユカとゲルベールを獲得
ソショーは「イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンから、ザンビア代表FWエマニュエル・マユカを期限付きで獲得した」と発表した。
マユカは2012年アフリカネイションズカップに優勝したザンビア代表チームのエースとして活躍し、その後イングランドへ活躍の場を移したが、チャンスを生かせず出場機会が減っていた。
さらにその後、レキップ紙は「ソショーはリーグ・ドゥのディジョンからトマ・ゲルベールを獲得した」と報じた。
トマ・ゲルベールは11/12シーズンのディジョンでブレイクした小柄なアタッカー。豊富な運動量を生かした果敢なプレーが武器。
・サンテティエンヌ、エルディングとモロを獲得しギラヴォギを売却
サンテティエンヌは公式サイトで「レンヌからトルコ代表FWメブリュト・エルディングを、ナンシーから元フランスU-21代表FWヨアン・モロを獲得した」と発表した。
オーバメヤングをドルトムントに放出し前線の層が薄くなっていたサンテティエンヌは、ガルティエ監督が公に前線の補強の必要性を訴えるほどに切羽詰まった状況にあった。
そこで名前が出ていたのは韓国代表FWパク・チュヨンであったが、最終的にはレンヌのエースであるエルディングの引き抜きに成功。土壇場で大きな意味を持つ補強を完遂した。
またヨアン・モロも昨季サンテティエンヌに所属していたため、チームの戦術に対しての理解は深く、確実に活躍が期待できる選手。ファンから待望論が多く出ていたほどであり、こちらも大きな補強となるだろう。
一方、中盤の要の一人であったジョシュア・ギラヴォギはアトレティコ・マドリーへの移籍が決定したとスペイン側から発表があった。契約期間は3年。移籍金は非公表。
・トゥールーズ、元スイスU-20代表DFのムバンジェを獲得
トゥールーズは「セルヴェッテから元スイスU-20代表DFジャック・フランソワ・ムバンジェを獲得した」と発表した。契約期間は4年、移籍金の額は非公表。
ムバンジェはカメルーンの血を引いており、スピードと攻撃力に長けた左サイドバック。トゥールーズはセネガル代表DFシェイク・エンベングをレンヌに放出しているため、その後釜と期待される。
・ヴァランシエンヌ、モナコからカーゲルマッヒャーを借り受け
ヴァランシエンヌは公式サイトで「モナコから元ウルグアイU-20代表DFガリー・カーゲルマッヒャーを獲得した」と発表した。契約期間は今季終了までの期限付き。
カーゲルマッヒャーはドイツにルーツを持つ選手で、カヘルマチェルとも表記されることがあるセンターバック。モナコには昨年加入し、主に右サイドバックとして活躍、二部優勝に貢献した。
しかし今季はセンターバックにアビダルとリカルド・カルヴァーリョ、サイドバックにファビーニョが入ったため全く出場機会が与えられていない状況にあった。