9月8日、先月31日から開かれている南アジアサッカー選手権の準決勝、ネパール対アフガニスタンの試合中にまたも危険な事故が発生した。

前半にアフガニスタンが先行し0-1で迎えた後半、相手選手と接触したDFファルザド・アタイー・グラム選手が昏倒。当初は頭部の負傷のように思われたが、この時点で彼は意識を失い、心臓の鼓動が弱まり、しばらく後に停止したという。

しかしPTIの報道によれば、緊急救命措置が行われた結果幸運にも数秒間の後に心臓は回復。その後病院に運ばれ、現在では状態は安定しており命に別状はないとのことだ。

アフガニスタン代表チームは、2年前の大会中にもメンバーの従兄弟四名が自爆テロで死亡するという悲劇を経験しており、奇しくも今回も事故を乗り越えての決勝戦を戦うこととなる。

今夏はなぜかこの種の事故がすさまじいペースで発生しており、6月21日に元クロアチアU-20代表選手のアラン・パミッチが死亡して以来、僅か3ヶ月弱で6名がこの世を去っている。誰にでも発生する可能性がある心臓の事故。これ以上の命が失われないことを願いたい。

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