元イングランド代表で、リヴァプールやフラムなどで活躍したダニー・マーフィーが20年の現役生活に別れを告げる事が明らかになった。『talkSPORT』が報じている。
クルー・アレクサンドラでキャリアをスタートさせたマーフィーは、リヴァプール、チャールトン、トッテナム、フラム、そしてブラックバーンに所属。600試合以上に出場し、イングランド代表としても9キャップを保有している。キャリアを通してはFAカップ、2度のリーグカップ、そしてUEFAカップをリヴァプール時代に獲得。フラムでは2010年のヨーロッパリーグのファイナル進出の立役者となった。
36歳のマーフィーは昨季終了後にブラックバーンを退団して以降フリーエージェントとなっており新しいクラブを探していたが、最終的に現役引退を決断したとの事。今後は指導者の道に進む予定。マーフィーは『BBC』のラジオ番組『Colin Murray show』で以下のように語ったとの事。
「自分がまだプレーできるかどうかという幾つかの情報が流れていた。だけど、ちょっと前に引退する事を決めたよ。それを公にしていなかっただけだ」
「だから今は公式に引退しているね。何故ならそれについて話すのはうんざりしているし、人々を騙しているみたいだからね。3週間か4週間前にそうすると決めたんだ。そしてここ(=ラジオ番組)がそれを話すベストな場所さ」
「20年間、自分はやった。とても素晴らしいキャリアを過ごしたし、優しさを持って振り返ることができるよ」
現役通算で736試合に出場し119ゴール。最も活躍したリヴァプールでは246試合に出場して44得点を奪っている(Wikipediaより)。マーフィーは既にコーチライセンスを保有している。