アメリカのウェブサイト、『fivethirtyeight』はグーグル検索をもとにしたスポーツチームの(相対的な)人気調査を行った。 アメリカの4大スポーツのほかにイングランド・プレミアリーグの調査も行っており、その結果がこちら。

【データはグーグルトレンドと2004年以降世界中でなされた(各チームの)検索から弾き出したものだそう。1.00がリーグの平均的な人気チームの値で、各チームの数字はそれに比例した数値だという】

プレミアの場合、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナル、チェルシー、リヴァプールの4チームがグーグル検索の70%を占めているという。 1位となったユナイテッドの人気度合はウェスト・ハムからノリッジまでの下位14チーム分を合わせたのと同じくらいのものになっている。 なお、データに反映されている検索はそのチームがプレミアにいるシーズンに限ったものだそう。(=2部以下に在籍していたシーズンは反映せず) 1.00に近いのはトッテナムくらいで、平均(middle class)的な人気のチームは少ない。

(所得の)格差・不平等さを測る値としてジニ係数というものがある。0.00に近ければ格差が小さく平等的、1.00に近ければ格差が大きく不平等的というもので、その値に当てはめてみると、アメリカの4大スポーツが0.27(NFL)、0.36(MLB)、0.38(NHL) 、0.41(NBA)となっているのに比べ、プレミアの数値は0.60だという。つまり、プレミアはチーム間の人気の差が激しいリーグになっているといえる。

ちなみに、CIAが公開している137か国のデータでは日本のジニ係数は0.376(2008年)。 0に一番近いのがスウェーデンで0.235(2005年)、1に近いのはレソトの0.632(1995年)。アメリカは0.45(2007年)。

【NFLとNHLの結果はこちら】

MLB、NBAの調査結果についてはこちらのHPで。


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