マンチェスター・シティは今夏の移籍市場に向け、巨額のマネーを再び用意しているようだ。
『Daily Mail』によると同チームはプレミアリーグの規定(※2010-11シーズンより導入された「ホーム・グロウン・ルール」)を満たすため、サウサンプトンの左サイドバックで今年2月にイングランド代表デビューを果たした18歳のルーク・ショウや、エヴァートンの中盤で躍動する20歳のロス・バークリー、ノッティンガム・フォレストのDFで同じく20歳のジャマール・ラッセルスなど、イングランド出身の若手選手の獲得を視野に入れている。
シティは今シーズンのはじめ、9人の地元出身選手をチームに登録していたが、この夏の市場で数人が移籍することが決定。スポーツディレクターのチキ・ベギリスタインはこの問題を十分に認識しており、チームのスカウト陣も必死に候補を探している。
しかし、ショウ、バークリー、ラッセルスのような若い選手と交渉をする一方、彼らのポテンシャルがシティのサッカーに相応しいものかどうかが後々障害となるかもしれない。