6月5日、『AFP』は「今季ナショナル・リーグ(3部)で二位となったリュゼナックは、2部への昇格が認められなかった」と報じた。

リュゼナック・アリエージュ・ピレネー、通称“リュゼナック”は1936年に創設されたクラブ。かつてフランス代表GKとして活躍したファビアン・バルテズがCEO(経営最高責任者)を務めている。

クラブの本拠地はリュゼナックであるが、ここは非常に小さな山間の街であり、人口はわずか600人程度しかいない。フランスリーグ全体でも最小に近い自治体のクラブとして知られている。

そのため、クラブの成長に従って2012年にアリエージュ県全体を本拠地にする拡大策を行い、スタジアムもわずか2400席しかないスタッド・ポール・フェドゥから、近郊の町フォワのスタッド・コルベに移転した。

そして、今季リュゼナックはナショナル・リーグで昇格圏内に入り、クラブの歴史上初めて2部への昇格を内定させる。二部で必要とされる競技場の規格を満たすため、来季は近郊のトゥールーズにあるスタッド・エルネスト=ワロン(ラグビーの名門スタッド・トゥールーザンの本拠地として有名)を借りる方針も決まっていた。

しかし今回フランスリーグのクラブの財政状況を監視する組織DNCG(Direction nationale du contrôle de gestion)が、リュゼナックの経済的状況、並びに提出された報告に不備があるとして昇格を許可しなかったという。

なお、リュゼナックの会長を務めているジェローム・デュクロス氏は、この判断に対して上訴し争う方針であることを明らかにしている。