先日、日本代表歴もあるFW田中順也を柏レイソルから獲得したことで、一躍脚光を浴びる存在となったスポルティング・リスボン。
ベンフィカ、ポルトとともにポルトガルの3強を形成する一方、最後にリーグ優勝を遂げたのは2002年と近年は“3番手”として定着。ただ、ルイス・フィーゴ、クリスティアーノ・ロナウドという同国出身の二人のバロンドール受賞者を輩出した優秀なユースアカデミーを持ち、現在もポルトガル代表MFウィリアン・カルヴァーリョなどがビッグクラブの注目の的となっている。
スポルティングは2006年以降、Pumaのサポートと受けてきたが、今年新たにMacronと契約。今月発表された2014-15シーズンの新ユニフォームは、伝統である緑と白のボーダー柄をベースに、 レアル・マドリーのニューモデルに似た立て襟を取り入れている。
黄色のアウェイは首まわりが左右非対称になっており、左側にクラブの象徴である獅子のモチーフを配置。エンブレムの周りにも獅子の透かしというなかなか面白いデザインを採用した。
右端はサードで、中央の切り替えしデザインはスポルティングのサードにおける定番。襟付きのシャツのようだ。
パンツとソックスは白、緑、黄色が用意され、柔軟な組み合わせが可能である。
日本人離れしたシュート力が魅力の田中順也。チームは昨季、ベンフィカに次ぐリーグ2位でCL本選出場権を獲得しており、また有望選手が数多く在籍しているため活躍すれば強豪クラブの目にも留まりやすい。26歳のアタッカーにとっては格好の移籍先となった。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ