8月7日、『Gazzetta dello Sport』は「今夏パリ・サンジェルマンからACミランに加入したフランス代表FWジェレミ・メネズは、『今季は自分の年になるかもしれない』と話した」と報じた。
圧倒的な才能を認められながらも、ピッチ内外での騒動の原因となり、出場機会を失うとすぐに腐ってしまう扱いづらい選手として知られるジェレミ・メネズ。ローマやパリ・サンジェルマンでも各監督に態度を批判されてきた。
しかしメネズはインタビューで「僕は変わった」と事実を否定。今季の活躍を誓った。
ジェレミ・メネズ
「今僕は気分がいい。持っているもの全てを尽くす準備が出来ている。インザーギ監督はいい哲学を持ってチームを構築しており、この方法で働いていれば良い結果が出ると確信している。何の心配もしていない。今月の終わりには準備ができるだろう。
僕のポジション? PSGでは左サイド、あるいは中央でプレーしていた。それは僕がベストだと思っている位置だ。
しかし、もし右サイドに配置されることがチームのためになるならば、そこに問題はない。僕の最高のクオリティは、攻撃的な位置ならどこでもやれるということだ。
(イビサ島でインザーギ監督、ガッリアーニCEOと会談した)
インザーギは僕と会談した。僕はすぐに確信を持った。なぜミランを選んだかと言えば、彼がいたからだ。彼は偉大なコーチだと感じている。
失敗することはできない。彼は僕に多くのことを与えてくれたし、僕も彼に全てを捧げたいと思っているからね。
もちろん、選手としては彼のことは知っていた。彼はとてもカリスマがあり、毅然としていた。今と同じようにね。
彼はカルロ・アンチェロッティ、ズラタン・イブラヒモヴィッチ、そしてチアゴ・シウヴァと電話して、僕がどんな人物なのかを聞いたと言っていた。僕は彼らが僕について良いことを言ってくれたと理解している。彼らには感謝しなければならないね。
僕は悪い人間か? 僕が悪い人間だというのは作り話だ。ばかばかしい。人々は自分の間違ったイメージを持っているようだが、僕はピッチの内外関わらず静かな人間であることを証明したい。
これは必ずしも僕が聖人であると言っているわけじゃない。しかし、僕は成長したし、以前とは違う人間になったと感じている。ローマ時代の僕は若かったし、2度か3度過ちも犯した。選手としての僕を悪く言う人々に対しては、PSGの最初の2シーズンで20ゴール、30アシストを記録したんだと伝えたい。
今季は僕の年になり得る。目標はチャンピオンズリーグの舞台に戻り、このシャツで何かを勝ち取ること。そして代表チームに戻ること。なるべく次の試合でスタメンになること。
大会の種別については僕を悩ませることはない。練習しているし、ベストなプレーを見せるよ」