9月8日、『Mediaset』は「イタリアサッカー連盟の新会長に就任したカルロ・タヴェッキオ氏は、外国人選手とチーム数の削減という改革を行おうとしている」と報じた。

ワールドカップでの惨敗を受けてジャンカルロ・アベーテ前会長が辞任したイタリアサッカー連盟。先月行われた選挙において、デメトリオ・アルベルティーニ氏に勝利したカルロ・タヴェッキオ氏が新たな会長に就任した。

どちらかというと守旧派という立場であったタヴェッキオ氏であるが、記事によればイタリアサッカー界の改革として主に3つのポイントで作業を行っていくようだ。

一つは外国人の増加に歯止めをかけるため、各チームにイタリア人選手の起用を義務付ける方針。タヴェッキオ氏はスターティングメンバーに最低4名(目標としては将来的に6名に拡大する計画)のイタリア人選手を含めるという案を検討しているとのこと。

二つ目は同じく外国人枠の問題に関連し、イングランド・プレミアリーグで採用されている労働許可証の精度を導入すること。イタリアでプレーしようとするEU圏外の選手に対して一定以上の実績を義務付けるもので、英国では過去2年の国際Aマッチ75%の出場という基準が設定されている。

そして三つ目がチーム数の削減。現在セリエAは20チーム、そしてセリエBは22チームで運営されているものの、それをそれぞれ16~18チーム、20チームに。タヴェッキオ氏はセリエAを16チーム、セリエBを20チームに削減する計画を持ち、2016年以降に実行していく予定であるとのこと。

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