スウェーデンの英雄で、セルティックやバルセロナなどでプレーしたヘンリク・ラーションが古巣に凱旋することが決定した。

セルティックで“KING”の愛称で親しまれたラーションは現在43歳。最盛期からキャリア晩年までその職人的なゴールセンスで輝き続けた同国のレジェンドであり、あらゆるクラブで得点を量産した。中でもやはりセルティック時代の記録は伝説の域にあり、昨シーズンのセルティックのユニフォームにはその活躍に敬意を示し、ラーションの背番号と同じ数のライン(7本)が施されていた

さて、そんなラーションは2013年に現役生活から退いていた。引退後は指導者を志し、ヘーガボリでコーチを務め、2014年からはスウェーデン1部アルスヴェンスカンに所属するファルケンベリの監督に就任する。

スウェーデンリーグはJリーグと同じく3月に始まり12月に終える。そのため現在もリーグ戦は続いているが、30試合を終えファルケンベリは16チーム中13位に沈んでおり、この度クラブから契約が今シーズンで失効することが発表されていた。

そんなラーションだが、来シーズンは新たなチームで指揮をとることになるという。それは、ラーションがかつて在籍した同じくスウェーデン1部のチーム、ヘルシンボリである。

ラーションは1992-93シーズン、そしてバルセロナを退団した2006年から2009年までヘルシンボリに在籍した。2006-07シーズン、「冬に終わり春に始まる」というレギュレーションの裏を突き、サー・アレックス・ファーガソン監督がオフシーズンにまさかのローン移籍を実現させたことでも話題となったあのクラブである。

ヘルシンボリは現在リーグで9位。こちらも決して高位とは言えないが、レジェンドはチームに革命をもたらせるだろうか。ちなみにこのラーション、写真を見る限りあれからますます渋みを増している模様。