先週末に行われたプレミアリーグでは、こんなシーンがあった。

アウェイ、ロフタス・ロードに乗り込んだマンチェスター・シティ。この試合に先発出場したヤヤ・トゥレが放った強烈なシュートがQPRファンの少女の顔面(頭部?)にクリティカルヒットしたのだ。

この少女の年齢は5歳。身体的にも発達の途中にあり、大人のキックが頭部に近い部分に当たるというのは大きな危険をともなっていたに違いない。無事であったのは何よりだが、その衝撃の大きさは容易に想像できる。

そんなかよわい少女に向け、ヤヤ・トゥレは試合後、あるプレゼントを送っていたようだ。

こちらがそのシャツである。こちらはQPR公式Twitterアカウントが紹介しているもので、シャツにはサインと"Sorry(ごめんなさい)"の文字も書かれている。試合後、この事実を知ったヤヤ・トゥレは自身のTwitterにクロエちゃんの無事を聞いた際の感情と、その後クロエちゃんと会話したことを知らせている。

「私のシュートが当たった少女が無事だったと聞いて安心したよ。とても心配していたんだ(略)」

「電話でかわいいクロエちゃんと彼女の父親と話したところさ。無事で嬉しいよ」

この少女の名前はクロエ・パワーちゃん。QPRのサポーターで、もう2年もシーズンチケットを保有している筋金入りのファンらしい。後日、クラブハウスを訪れ、ヤヤ・トゥレのシャツを受け取ったそうだ。

クラブのYoutubeチャンネルでもその時の様子を公開。無事でよかったね!

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