苦しいギニア、最後はGKも退場で万事休す
先制点を獲ったガーナは、これでより守備を重視する形となり、ギニアのパス回しは全くつながらなくなっていく。
打つ手のないギニアにとっては不運なことに、43分にはFWのイドリサ・シッラが怪我でピッチを離れることに。さらにこの交代を待っている隙にスローインからバックパス。クウェシ・アッピアーに追加点を許してしまう。
さらに61分にはクリスティアン・アツが右サイドからこの見事なシュート!
10回打ってもなかなか入らないような美しいゴールで3点目を許したギニアは、さらに交代枠を使い切った後のロスタイムにGKナビ・ヤッタラが退場。踏んだり蹴ったりの内容でベスト8敗退となった。
今大会に向けて体制が整わず不安視されていたガーナであるが、ここに来て守備面、攻撃面での共通理解が生まれ、チームとしての方向性も固まった。今大会はアルジェリア以外強豪があまり状態がよくないことを考えれば、優勝の可能性も高くなってきたのではないか?