第3試合は、開催国ウルグアイが2-0でパラグアイに快勝した。

終始試合を優勢に進めたウルグアイは前半、エース、フェルナンド・アコスタのヘディングゴールで先制すると、2トップのコンビを組む“レコバ信者"、ガストン・ペレイロも右サイドからのクロスを頭で合わせて追加点。

後半はゴールが生まれなかったが、危なげなく勝利している。

なお、パラグアイはこの試合でマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールが獲得に乗り出していると報じられる16歳の神童、セルヒオ・ディアスが先発出場した。

しかし、チームが押し込まれるなかディアスは良い形でボールを受けられず孤立。リードを許し、更に味方に退場者を出たところで交代を命じられベンチへと下がった。すると、チームの予選突破が苦しくなり、自身も結果を残せなかった悔しさからだろうか人目をはばからず涙を流したのである。

国内リーグで歴戦の"大人達"を手玉に取り、今や“パラグアイのアグエロ"と世界中から注目を浴びる神童も、やはりまだ16歳の少年だったようだ。

この日の試合の結果、勝ち点7でウルグアイ、アルゼンチンが首位に並んだ。

同5のコロンビア、同4のブラジル、同1のパラグアイと続き、3連敗のペルーが最下位に。ペルーはこの時点で五輪出場の道が断たれている。

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