3月2日、『La Repubblica』は「パルマの主将を務めているアレッサンドロ・ルカレッリは、クラブは破産する運命にあると話した」と報じた。

昨年から深刻な経営難に見舞われているパルマ。長期の給与未払いと税金滞納、施設の差し押さえ、電気や水道などインフラの停止などが相次ぎ、既に試合を開催できる状況にはなくなってしまった。

主将を務めているアレッサンドロ・ルカレッリは取材に対して以下のように話し、天才ではなくても破産する運命にあるのは分かるだろうと答えた。

アレッサンドロ・ルカレッリ

「我々は破産する運命にある。それを把握するために天才である必要はないだろう。

唯一の希望は、行政などによってコントロールされるか、あるいは誰かがクラブを買ってくれるかだ。

ファンには本当に申し訳ない。経営陣は我々の周囲を滅茶苦茶にしていった。彼らは練習場では情熱と知性を見せながら、他の場所では大きな問題を残していった。

再びプレーできることを願っているが、もし止まってしまうとするならば、一つ抗議をさせてもらう。セリエAとイタリアサッカー連盟は我々を保護しなかった。誰もここに来なかった。カルロ・タヴェッキオ(イタリアサッカー連盟会長)も。マウリツィオ・ベレッタ(セリエA会長)もね。

トンマーゾ・ギラルディ元会長が逃げ出してから、我々は数ヶ月の間孤独だった。ギラルディと元CEOのピエトロ・レオナルディが最初にこれらが起こりうる状況を作った。そしてジャンピエトロ・マネンティ(会長)、レザルト・タチ(前オーナー)、少なくとも彼らは何も約束しなかった。

マネンティ? 我々は1億ユーロを保証するという文章を見たよ。そして、互いに顔を見合って話したよ。『我々は終わりだな』ってね。

(チェゼーナの会長がパルマ救済に反対したことについて)

このような状況がチェゼーナに起こらないことを願っている。単にお金の問題だけじゃない。より下部のリーグにいる選手を守るためのことでもある。

我々は規則の変化を望んでいる。このような状況を避けるために、毎月のチェックと長期的な関与が行われるように。

残念なことではあるが、上の者たちは我々を6月まで無視したいようだ。テレビの放映権についてトラブルが起こることを避け、その後は運命に委ねようと」

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