4月3日、『Mirror』は「ハル・シティのオーナーを務めているアシーム・アラム氏は、再びクラブ名を変更するために動いている」と報じた。

ハル・シティのオーナーを務めていることで知られるアシーム・アラム氏は、エジプト生まれの実業家。2010年から交渉をスタートされ、2013年に正式に株式を買い取った人物である。

彼が以前から求めているのはクラブ名の変更である。「ハル・タイガース」という名称に変更することで国際的なブランドを構築したいと考えているとのことだが、もちろん伝統を重んじるクラブのファンからは反対の声が上がり、イングランドサッカー連盟も昨年この申請を拒否している。

しかし、チームを率いているスティーヴ・ブルース監督は、記者会見でオーナーが再び名称変更を行おうとしていることを明かし、その権利は持っていると話した。

スティーヴ・ブルース ハル・シティ監督

「繰り返し言っている通り、オーナーは再び訴えを起こす権利を持っていることを理解しているし、ただそれに向けて落ち着いて取り組んでいる。

彼の意向が変わらないことに議論はない。それは彼がそういう人物であるからであり、それを尊重しなければいけない。彼がクラブのためにやったことを考えれば――意見を持つだけの権利は与えられている。

何かをやろうとしている者がいて、そして我々伝統主義者がいる。対立はするが、うまく行けばその中間で解決策を見つけることが出来るだろう。

それはさて置いて、まずはハル・シティ、あるいはハル・タイガースが来季プレミアリーグに残ることを確定させなければならない。その後、夏にそれらの討論を行うことが出来るだろう」

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